塩サバの塩抜き方法をご存じですか?この記事では、塩サバを塩水やみりん、酒を使って塩抜きする方法や、水を使用しない理由について説明します。さらに、塩抜きした塩サバを活用したおすすめレシピも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
塩サバの旨味を保ちながら塩抜きする方法
塩サバは塩漬けされた加工食品ですが、そのままでは塩辛すぎると感じることがあります。ここでは、塩サバの旨味を保ちながら塩抜きする方法を紹介します。
①塩水を使って塩抜きする方法
以下の手順で塩水を使って塩抜きができます:
- 大きめの容器に水200mlを入れる
- 塩小さじ1/2を加える
- 塩サバを浸け、2~4時間ほど置く
- 時間が経ったらキッチンペーパーで水気を拭き取る
塩水の塩分濃度は1%~1.5%程度が推奨され、2~4時間が一般的な塩抜きの目安です。好みに応じて時間を調整してください。
②みりんと酒を使って塩抜きする方法
みりんと酒を使って塩抜きする方法もあります:
- 大きめの容器に水500mlを入れる
- 酒大さじ1、みりん大さじ1を加える
- 塩サバをそのまま、または適当な大きさに切って浸ける
- 最低2~3時間浸けておく
必要に応じて水・酒・みりんの量を増やし、24時間以上浸ける場合は液を交換することをおすすめします。この方法では、酒とみりんの効果で塩サバがふっくらと仕上がります。
③塩水と茶殻を使って塩抜きする方法
茶殻を使った塩抜き方法もあります:
- 大きめの容器に水200mlを入れる
- 塩サバをしっかり浸ける
- 塩小さじ1/2と茶殻小さじ1/2を加える
- 1~2時間浸けてから水気を拭き取る
茶殻がない場合は茶葉でも代用可能です。冷凍塩サバも同様の手順で解凍しながら塩抜きできます。
塩サバを真水で塩抜きしない理由
塩サバの塩抜きには真水ではなく塩水などを使うのが基本です。真水の方が塩が抜けやすいように思えますが、なぜ真水を使わないのでしょうか。
塩サバを真水で塩抜きすると旨味が逃げるから
塩サバを真水で塩抜きすると旨味が逃げてしまい、美味しさが半減します。また、塩が抜けすぎて苦みが残ることもあります。塩水で塩抜きすることで旨味成分が保持され、塩の抜けすぎを防ぐことができます。さらに、茶殻を使う方法では、茶殻に含まれるタンニンが旨味成分を逃がさない効果があります。